充電することで電気を蓄えることができ、必要な時に必要な分だけ使うことができる!
これからは蓄電池の時代!
近年では、非常時の電力確保、節電を目的として蓄電池が注目を浴びています。また、電気自動車が普及されつつあるなかで、暮らしにおける重要性は高まり今後さらに必要不可欠な存在になるでしょう。
現在、主に活用されているのはリチウムイオン蓄電池です。エネルギーの密度が高く、長寿命、急速充電も可能で量産技術の開発も進んでおり、最近では先進国の企業進出が目立ち、今後も競争激化が予想されています。
家庭用蓄電池は、安い深夜電力を買電したり、太陽光パネルで電気を作って貯めておき、停電時など電力源から電力供給がストップしたとしても電気が自動供給される仕組みになっています。
夜間は電気使用料が少なく、電気料金が安く設定されているため、この時間帯の電気を貯めて昼間に使用することで、電気料金を抑えられます。
- (参考)沖縄電力「時間帯別電灯」プランの場合
- 電気料金プランは電力会社によって異なります。
- 夜間が割安となるプランを前提としています。
実際にご家庭で導入してみると
電気料金が月に約1万円ほどのご家庭の場合、1日の消費電力はは約12kWhです。ですので、12kWhの蓄電システムを導入した場合、テレビや冷蔵庫、照明など、生活に必要な電力を補うことができます。
容量が5.5kWhの蓄電システムの場合、おおよその目安ですが図の家電を利用した場合、約12時間使うことができます。
電力需要が集中する昼間に、夜間に貯めた電力を活用することで「ピークカット」に貢献することになります。
私たち1人ひとりが意識することで、約20万戸がピークカットを行なうと火力発電1基分、約50万戸で原子力発電1基分の発電電力量が軽減でき、CO2の排出を削減することができます。私たちの暮らしのために意識すべきことなのです。