電気の使用状況を24時間監視。最大需要電力(デマンド値)を押さえることで、節電・省エネ・コスト削減に貢献します。
デマンド管理システムとは?
24時間連続して最大需要電力(デマンド値)を計測し、設定した目標値を超過しそうになると警報を発信します。警報が出た場合、お客さま側で負荷設備を停止することで最大需要電力を抑制し、契約電力を下げることができます。
また、電気の使用状況は日報、月報で報告します。
- デマンド値とは?
- 電気料金=基本料金+電力量料金+消費税
- 基本料金=単価✕契約電力(最大デマンド)✕力率割引(割増)
この基本料金の内訳にある「契約電力(最大デマンド)」を減らせば基本料金は確実に電気代を節約できるんです!
基本料金削減の流れ
- 最大デマンドを下げる
- 契約電力が下がる
- 基本料金が下がる
契約電力150kWの需要家様が10%契約電力を削減した場合
注:計算式は以下参照ください(力率95にて算出)。
抑制デマンド値
15kW
15kW
基本料金
単価
単価
力率割引
0.9
0.9
消費税
1.08
1.08
12ヶ月
- 業務用電力契約の場合(A社)
- 年間27.8万円節約
- 高圧電力AS契約の場合(B社)
- 年間28.6万円節約
- 高圧電力S契約の場合(C社)
- 年間21.4万円節約
- 高圧電力S契約の場合(D社)
- 年間29.9万円節約
デマンド管理システム導入の7つのメリット。
電気の使用状況を「見える化」できます!
省エネルギー活動の第一歩は、エネルギー使用量の実態把握に始まります。その状況を目に見えるデータにすることが重要です。(使用状況の見える化)
契約電力(最大デマンド)を低減することでコスト削減できます!
設備の効率的な使用により、適正な契約電力に低減できます。
蓄積データを分析・活用できます!
データ分析することで、お客さまに有利な契約を選択することができます。(電力会社の契約種別の見直し)
電力使用量および使用状況を把握しやすくなり、ピーク時の電力を他の時間帯に移行、停止することでピーク電力を抑え、生産量を落とさずに負荷率を向上できます。
デマンド超過を調整!
設定した目標デマンド値を超過しそうになると自動で調整するため、デマンド値が確定する前に対処できます。